その昔、有田は弘法大師開山の黒髪山にやって来るお遍路さんたちの通り道
窯元や商家の人たちに、お遍路さんのため半端物や等外品をざるや箱に入れて売りました。
ささやかですが、今の陶器市にも通じる風景です。
明治29年、深川栄左衛門と田代呈一の主催で陶磁器品評会が開かれました。
その後、その品評会と同時に開催されるようになった蔵ざらえ大売り出しが陶器市のはじまりです。
4月29日から5月5日の会期中は、町内一円にわたって店が並び
いつもは静かなやきものの里もこのときばかりは大いににぎわいます。
人出は九州を中心に、全国から約100万人、
磁器製品の美しさ、豊富さ、そして独特の活気が毎年多くの人々を有田へと誘います。 |